書籍刊行のお知らせ

当フォーラムの活動から、本が生まれました。大阪大学出版会から2冊同時刊行です。ぜひ、お買い求めください。

阪大リーブル055
大村英昭,山中浩司 編/石飛幸三,久坂部 羊,釈 徹宗,中村 仁一 著 『とまどう男たち―死に方編』
定価1500円+税
ISBN978-4-87259-436-2 C1336
発行年月:2016年07月

退き際のダンディズムとはなにか。大村英昭氏の絶筆となってしまった本書は「生き方編」とともに「あきらめの男性学」を示す。石飛幸三、中村仁一、久坂部羊の目前に死をとらえたエッセイとともに、男が自殺する理由、死に場所、死に方、いのちが尽きようとしたとき必要なエクササイズ、心霊(たましい)の行方までをたどる。本当の男の道とはなにか。生きているうちに「死」が視野に入る、気づきの書。

阪大リーブル054
伊藤公雄,山中浩司 編/石川 翠,石蔵文信,阪本俊生,橋本 満,平野孝典,古川岳志 著 『とまどう男たち―生き方編』
定価1600円+税
ISBN978-4-87259-435-5 C1336
発行年月:2016年07月

「男」は病気か? 息子に「おまえ幸せかい?」と尋ねる親はどれくらいいるだろうか。男子として生まれた不幸は、ある。男は戦闘的である必要が減り、Y染色体は短縮され、容貌は美しくなり、女性も社会で活躍するようになってきた。しかし、男は若いうちから徐々に孤立し、女よりも腹の脂肪が増え、自殺率が増えているのだ。高度経済成長時代から時代が変わり、とまどう男たちに何が起きているのか。死に方編との同時刊行。